両手指の痛みで趣味の楽器が弾けない…

男性/70代

●初めて来院されたときの状態

20年前から関節リウマチのため遠方の病院に通院中。
最近、通院もきつくなり、主治医はコンピューターばかり見ていて話を聞いてくれないという不満もあり思い切って当院へ転院されました。

メトトレキサート6mgによる治療を受けていたが両手指は腫れて痛みがあり、
自分の趣味の楽器が弾けない状態。

明らかに病気の勢いは抑えられていない様子でした。

●診断と治療方針

両手指が腫れて痛み、疾患活動性は明らかに高いことが分かりました。
加えて、当院の検査で間質性肺炎、潜在性肺結核、B型肝炎既往感染であることが判明しました。

経済的に高額の生物学的製剤は難しく、病気の勢いを抑えこむには、ハードルが高いと思われました。

「何とか趣味の楽器が弾ければ良い」というご意向を受け、間質性肺炎があるためメトトレキサートは中止し、潜在性肺結核の予防的治療、血液検査をしながらB型肝炎再燃への対応をしつつサラゾスルファピリジン(アザルフィジンEN®)を500mgから開始し、1000mgに増量しました。

●現在の状況

サラゾスルファピリジン(アザルフィジンEN®)では、やや病気の勢いを抑え込むには不十分である点は否定できませんが、楽器が弾けるようになり、ご本人は大変満足されているご様子です。